finceの大脱走 子連れ狼 「石蕗の花」

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子連れ狼 「石蕗の花」

いきなり男女の濃厚な夜の生活からスタート。

女が上に乗っかっていますが・・・・。

何かに勘付いた男が傍らの刀を取ろうとするも、間に合わず。

天井から飛来した長巻(仕込み長刀)に上の女共々刺し貫かれてしまいます。

天井から降り立ったのは誰有ろう拝一刀。
長刀を引き抜き、半紙で拭うと、石蕗(つわ)の花を死体の上に放って去っていきます。

同じ九つ(午前零時)の頃、人知れず短刀を手にする女が一人。
女郎らしい女は、自らの喉を刺し貫く。

翌朝、岡っ引きの伝次が検分に現れる。
「薄墨」と名乗っていた女郎が自決したと届けがあったからだ。
持ち物の簪から、元は武家の女だと推測する。
だが、店主に聞くと、借金の証文も無く、女衒に売られてきた訳でもない、という。
自ら女郎を志願してきたと言うのだ。
美形の売れっ子だった薄墨は、少なくとも五百両は貯めている筈だと店主は語るが、部屋を捜しても金は出てこない。

引き取り手の無い薄墨の遺体を弔う伝次。
薄墨の五百両はどこへ消えたのか・・・。

そこへ、拝一刀親子が現れる。
薄墨が葬られる事を知り、弔う為にやってきたのだ。
一刀は薄墨に依頼を受けた時の事を思い出していた・・・。

殺された高力道場主・矢門と、妻・お豊は剣術道場は表の顔、裏では悪どい高利貸しとして、力にモノを言わせて厳しい取立てをしていた。
病身の夫を抱えていた薄墨はお豊に騙されて金を借りてしまう。
利息が利息を生み、返せなくなった時、体を売って返すが良い、と目の前で病身の夫を殺され、矢門に手篭めにされてしまう。
お豊に助けを求めるが、薄墨が夫・矢門に穢される様を見てけたたましく笑う。

復讐を誓った薄墨は、自ら女郎に身を窶し、復讐の為に金を稼いでいたのだ。
刺客・子連れ狼の噂を聞き、身を売って貯めた金を差し出し、九つの刻に矢門とお豊を殺して欲しいと依頼。
一刀は引き受ける。


伝次は、子連れの浪人が、手を合わせているのを見て、店主が言っていた薄墨に会いに来た客の一人だ、と思い出す。
伝次が一刀を呼び止める。
問い質そうとする伝次が投げ十手を使うも、首を捻ってかわされる。
再度引きとめようと、十手を投げ、一刀の抜いた胴太抜に絡ませる。
一刀が前に踏み出し、十手の紐ごと立ち木を切り倒してしまう。
相当な使い手だと踏んで、この場は引き下がる伝次。

その頃、矢門の弟・弾正と玄馬はお豊の父である藩の御側用人・松浪民部の邸を訪れていた。
妾腹の子である娘・お豊の死よりも、やり手であった矢門の死を惜しむ民部。
弾正は、民部に兄の裏家業の後を継ぎたい、と申し出る。
ニヤリと笑い、今までは話していなかったカラクリについて語る。
松浪民部は御側用人の地位を利用して、自ら動かせる年一万両の金子を使い、矢門に浮き金貸しをさせ、私腹を肥やしていたのだ。

その頃、伝次は上司である上坂と会っていた。
高力道場で、主と妻が殺された。
だが、町の奉行所としては一切関わるな、との上からの指示だ、言われる。
上坂に問いかけるも、要領を得ない。

弾正・玄馬兄弟は門人達を使って、金を借りている人間を道場にしょっ引いて拷問にかけていた。

そこへ伝次が現れる。
無茶しなさんな、ここは俺に任せてくれ、と言う。

夫妻が刺殺された現場を検分する伝次。
凶器は長巻で、天井から刺された、と弾正が説明する。
そこで伝次はお豊の簪を発見する。
預からせてくれ、簪を預かる伝次。
犯人の心当たりがあるから、と玄馬と門弟達と出て行く。

その頃、拝一刀親子は町外れに程近い飯屋で食事中。
大五郎をじっと見つめる飯屋の娘。
娘は大五郎に遊ぼう、と言う。
目で父に許可を求める大五郎。

飯屋近くの野原で遊ぶ飯屋の娘と大五郎。
そこへ、一刀を追ってきた伝次と玄馬一行と遭遇。
箱車を止められてしまいます。
仕込み長巻が飛び出し、確信する伝次。
伝次が長巻を手にして、証拠は上がった、名乗るが良い、と言い放つ。
一刀は、「刺客、子連れ狼」と静かに名乗る。
飯屋の親父が揉め事だ、と娘を連れに来る。

門弟達が、斬りかかるも、事も無げに斬り捨てる一刀。
玄馬も斬りかかるも、呆気なく斬り捨てられてしまう。

生き残った門弟達が、遺体を片付けている間に一刀に語りかける伝次。
薄墨が、矢門夫妻を殺すよう依頼したのだな、と。
否定しない一刀。
高力道場の悪どさは知っているだろう、語る一刀。
お縄にしようと伝次が身構えた時、娘の悲鳴が!。
高力道場の生き残りが飯屋の親父と娘を拉致して逃げていく。
伝次と下っ引きは後を追う。

高力道場では飯屋の親父と娘が監禁されてしまっていた。

町では、高力道場から金を借りた飯屋の親父が刺客を雇って道場主夫妻を殺した、という噂が広まる。
だが、伝次は見抜いていた。
残った次男・弾正が、関係無い親子を責める事で子連れ狼を誘き出す腹だと言う事を・・・。

弾正は松浪の邸へ赴き密談中。
邸へ誘い込み、一刀を始末します、と確約。

その頃、伝次は薄墨の簪と、お豊の簪が材料も細工も同じである事から二人の間には深い因縁があると睨み、調査を開始する。

お豊と矢門の婚姻の際の届出から、ある大店の養女だと知る伝次。
大店を訪ねると、実は取引先の口利きで迎えた後妻の連れ子で、お豊が嫁に行った後、後妻は剃髪して尼僧になった事を突き止める。

尼僧を訪ねると、お豊は確かに自分の娘だと語る。
誰の子か、と問う伝次にそれは言えません、と答える尼僧。
簪を見せると、それは二人の娘に送ったもの、と尼僧が口走る。
まさか、と問い質すともう一人の娘はお墨と言い、幼い頃に里子に出した、と語る。

お墨が自害し、お豊は刺客に殺された、と告げる伝次。
悲嘆に暮れる尼僧。


その頃、高力道場の庭でうろうろする飯屋の娘を、忍び込んだ大五郎が連れ出そうとしていた。
見張っていた門弟達が、子連れ狼が来た、と身構える。
大五郎を捕えようとする門弟達の前に、一刀がゆらり、と立ちはだかる。
斬り伏せると、飯屋の親父の監禁場所を問い質す。

門を開けて入ってきた人影に矢を射掛ける門弟達。
だが、射抜かれたのは楯にされた門弟の一人だった。

門弟を投げ捨てると、胴太抜が閃き、次々と斬り捨てられる。
弾正は恐れを為して、借金の証文を抱えて逃げ出す。
痛めつけられた町の人達も協力して、飯屋の親父を助け出す。
あわよくば証文を見つけて焼いてしまおうと考えていた町の衆だったが、弾正は既に逃げた後だった。

高力道場を後にする一刀親子。
だが、伝次が待ち構えていた。
伝次は一刀にこの事件のそもそもの由来を話して聞かせる。
ある身分の高い武士が女を妾にし、二人の娘が生まれた。
一人は里子に出されたが、その武士は体面を考えて、出入商人の後妻として押し付ける。
その後、大店の養女となっていたお豊は、その武士とつるんで高利貸し家業を営んでいた高力矢門の妻となり、関係の強化に使われた。
その頃里子に出されたもう一人の娘・お墨は病身の夫を抱えて難渋していた。
その頃にお豊とお墨は知り合い、悪に染まっていたお豊は、妹と知らずにお墨を毒牙にかけていたのだった。
その事を知った娘達の母は、業の深さに恐れを抱き剃髪して尼僧になったのだ。
伝次からお墨が女郎に身をやつして貯めた金で刺客を雇い、姉夫婦を殺させた事を聞き、遂に尼僧は父親の名を口にした。

藩の御側用人・松浪民部だ、と。

そこまで伝次に聞かされた一刀。
死生眼に怒りが宿る。


その頃、松浪民部の邸では、弾正が持ち出した証文を民部が確かめていた。
これさえあれば、再起する事は容易い、子連れ狼が去ってから道場を再興すれば良い、と言う民部。

民部は弾正に、矢門同様に妾腹の娘を娶らせると話す。

名を思い出そうとしていると、「その名はお墨。」と一刀に言葉を継げられる。

障子が少しだけ開き、石蕗の花が投げ込まれる。
弾正が障子を開けると、果たして死神の如き子連れ狼が立っていた。

普段は喋らぬ一刀が、もし、お墨がこの事件の仔細を知っていたなら、非情な父を殺せ、と言っていただろう、と語りながら部屋に踏み込む。

胴太抜を抜き放つと、弾正の右側に回りこみ、胴太抜で弾正を貫き、弾正の刀で民部を貫く。

翌日、代官所は蜂の巣を突いたような大騒ぎになっていた。
御側用人・松浪民部の殺害が発覚したのだ。
伝次は上坂に、民部と高力道場の悪事、生き別れた姉妹の仔細を話し、刺客・子連れ狼の件を報告していた。
だが、藩は体面を重んじて一刀の口封じをする事にしたのだ。
上坂は伝次に決して事件の詳細を口にしてはならぬ、と厳命する。

街道沿いの荒野を探索する役人達。

伝次と下っ引きが遠くから見ている。

そこへ、箱車を押しながら一刀が現れる。
何事も無かったかのように通り過ぎる一刀。

下っ引きが呼子を吹こうと取り出す手を掴み、制止する伝次。
自分では手の出せぬ諸悪の根源を葬り去ってくれた事に対しての義理立てだったのだろうか。

親子の厳しい旅は続く・・・。


ちなみに、「石蕗の花」(つわのはな)が度々登場しますが、これは厳しい冬に咲く花、という事で、一刀がお墨を不憫に思って、使った小道具のようです。


今回の人捜し。
高力三兄弟の三男・玄馬役で、平泉成さん(当時は征)が出てました。
こちらも、若くてスリム。
現在でもドラマに欠かせない俳優さんです。

ところで、一刀を追いながらも最後は見逃してしまう岡っ引き・伝次ですが・・・。
青木義朗さんという俳優さんだそうです。
時代劇等々で悪役として度々登場する印象があります。
30代以上の方、時代劇を良く見ていた方なら、顔を見れば、あぁ、と思われる方です。

意外にも初代ウルトラマンや、多くの日本映画にも登場してらっしゃいます。

残念な事に2000年に病気で亡くなられていました。
伝次と演じられた青木さんが好きになってしまっただけに残念ですな。
爺専finceの俳優名鑑に加えたいと思いマフ。

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Re: 子連れ狼 「石蕗の花」

三船班長?
横浜名物、カッペパンは、知っていますか?(コッペ・パンの中に大学芋が、入っている)
中学の時の、演劇部は、女子だけでした。170cm以上、ある私は、男役にスカウトされましたが、練習に出て来ない人が、威張っているので、仮入部の時点で、辞めました。
烈堂は、実在の人物で、十兵衛の弟ですね?

Re: 子連れ狼 「石蕗の花」

>カッペパンは、知っていますか?
知りません。出来立ては美味そうですな。
>170cm以上、ある私は、男役にスカウトされました>が、
おらの高校時代の演劇部の後輩も170センチありましたな。よくイジラレました。
>烈堂は、実在の人物で、十兵衛の弟ですね?
列堂義仙というのが、本当の名前ですね。
実際は十兵衛の父・宗矩と側室の子です。
十兵衛達本家の兄弟とは随分歳が離れており、父の意向で出家して、柳生家菩提寺の住持となったそうです。
それ以外の記録が残っていないのですが、十兵衛の後を継いだ兄・宗冬と折り合いが悪く、宗冬が追放を命じたという書簡があるそうな。
子連れ狼では、悪役として描かれていますが、実際はそんな事なかったようです。

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