finceの大脱走 子連れ狼 「赤猫まねき」

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子連れ狼 「赤猫まねき」

番所に駆け込む小粋なお姉さん。

両替商が襲われたと聞いて、捕り方達は色めき立つのだった。

両替商から千両箱を担いで現れたのは、誰あろう拝一刀その人であった。

押し寄せる捕り方に大人しく捕まる一刀。

金子三十七両を盗んだかどで、牢屋入り。

お裁きがまだのため、一般の牢に。

「さくづくり」なる謎の言葉を怪訝に思いつつも、牢に入る。
牢名主への挨拶もせず、押し黙る一刀。
羽目板で折檻されても、声も上げません。

こうなったら、「さくづくり」しかあるめぇ、と牢名主。
作造りとは、刑の執行にかかる経費を削減する為に牢奉行が執行を遅らせる→囚人が増えて牢内の環境悪化→囚人達の手により、殺害→牢奉行は黙認、という恐るべき慣習だったのだ。

最後に一つだけ願い事を聞いてやる、と牢名主達。
火付けの罪人、赤猫真輔はここにいるか、と口を開く一刀。
すると囚人の一人が、ここにゃぁいねえ、重罪人用の牢獄だ、と答える。
囚人達は褌を取り出し、一刀の首に巻きつけて締め上げる。
立ち上がった一刀が大暴れ。
囚人達は投げ飛ばされます。
やっちまえ、と牢名主。
一刀は無言で羽目板を叩き割ると、鋭く尖った木片を手にする。
囚人の一人が殴りかかるも、串刺しに。
次々と役付きの囚人達を血祭りに上げる。
へたり込んだ牢名主に止めをさしたところで、騒ぎを聞きつけた役人達が踏み込んでくる。

牢奉行・石川帯刀は、牢内の御定法を破ったとして、死罪を言い渡す。

翌日の死罪を待つ赤猫真輔と同じ牢に入れられる一刀。
明朝、藩主の手に入れた名刀の試し切りを兼ねて処刑される、と言い捨てて去って行く役人達。

怯える赤猫真輔。
静かに座す一刀は、奇妙な依頼の経緯を思い返していた。

いきなり、街道でお姉さんに呼び止められた一刀。
宿屋で依頼を聞く事に。
女は枕探しのおせん、と名乗る盗賊だった。
だが、本当の依頼者はこちら、と武家の女を紹介される。
女は石川帯刀の妻・おぬいであった。
代々、牢奉行は石川帯刀を名乗っていた。
先代の石川帯刀は、おぬいの父だったのだが、二年前に牢内に居た赤猫真輔が、火付けをし、火事になった為に罪人のお解き放ちを行った。
赤猫真輔を始めとした十人が戻らず、先代の牢奉行は切腹させられていたのだ。

死罪になる罪人に、何故刺客を雇ってまで殺すのか、と問う一刀。

顔を覆っていた頭巾を取るおぬい。
顔の左側に醜い火傷の跡が。
火事の際に火傷を負っていたのだ。

更に、何ゆえ夫たる今の石川帯刀の邪魔をするのか、と問う。
筆頭役・坂巻十兵衛は、火傷の手当てをして臥せっているおぬいを手篭めにし、石川帯刀の名跡を継いだのだ。

そこまで聞いて、やっと承知する一刀。


怯える赤猫に声をかける一刀。
また、火をつけて逃げれば良いではないか、と。

赤猫は、とっくに牢内を探ったが、牢内は予め湿気を含まされており、飲み込んだ火打石では火をつけられない、とぼやく。

ならば、二年前の火付けはどうやったのだ、と問う一刀。
あれはよ、と赤猫は語りだした・・・。

翌日、処刑を控えていた赤猫。
それでもウトウトしかけていた。
人の気配を感じて目を覚ますと、格子の側に何かが置かれていた。
広げると、それは油の染込んだ布と火起こしの道具であった。
嬉々として火をつける赤猫。

かくして、火事が起き、牢内は大騒ぎに。
お解き放ちが為され、赤猫も逃亡。
だが、他の囚人達に遅れた赤猫はとんでもないものを見てしまう。
覆面をした謎の男が、お解き放ちの囚人達を次々と斬り殺している。
咄嗟に身を隠し、難を逃れた赤猫。
最初は戻るつもりだったが、覆面の男の存在に恐れを為し、牢に戻る事は無かった。

だが、再び火付けの現場を押さえられて今は死罪を待つ身となったのだった。

火種があれば、火を付けられるのだな、と念を押す一刀。
だからどうした、と開き直る赤猫。

飛び上がり、風入れの穴に手を伸ばし、何かを掴み取る一刀。
その手には、短い矢とそれに括り付けられた皮袋が。

それは予め一刀が射掛けておいた物だった。
皮袋の中からは火種が。

赤猫に手渡すと、狂喜して火付けに取り掛かる。
俺たちが焼けねぇようにしねぇとな、と壁際で火付けに専念する赤猫。

程なく火が付き、牢内は火事に気付き、騒ぎ始める。

半鐘の音に目が覚めるおせん。
隣りに寝ている大五郎が居ない。
慌てて外へ出ると、大五郎は火の手が上がる牢の方向を見つめていた。

牢の火事に慌てた石川帯刀。
刀を持って、現場に駆けつけます。

おぬいも、小太刀を手に、赤猫の牢屋へ。


帯刀は、赤猫の牢屋に踏み込むと、火種がある事に気付き、赤猫を詰問する。
刀を突きつける帯刀。
俺だ、と背後に立ちはだかる一刀。

振り返った帯刀の後姿を見た赤猫。
あっ、と声を上げる。
お前が、あの時の、と声を上げたところで刺されてしまう。

倒れ込む赤猫。

赤猫よ、最後の罪滅ぼしに、二年前の火付けの本当の下手人をそこなお人に教えてやってくれ、と一刀。

ぎょっと目を剥く帯刀。

そこにはおぬいが立っていた。

あいつが、と帯刀を指差し、事切れる赤猫。

おのれ、と小太刀を構えるおぬい。

二年前、火付けの道具を赤猫を目の前に置いて火付けをさせ、お解き放ちをさせた上で、囚人を斬り殺し、自分の父を切腹に追い込んだ上に、自分の顔を傷物にし、手篭めにして、石川帯刀の名跡をまんまと奪ったのは眼前にいる目を血走らせた男だったのだ。

全員死ね、と刀を振り上げる帯刀。
一刀が矢を投げつけ、矢は両腕を貫き固定してしまう。

おぬいは炎の中、止めをさしたのだった・・・。


一刀親子は去って行った。
おぬいの姿を見た者は誰も居ない・・・。




今回は蟹江敬三さんと石橋蓮次さんが出てました。
お二人とも二十年以上前だけにお若い。

蟹江さんは一刀に木片で最初に刺される罪人役。
見事な死にっぷりです。

蓮次さんは、物語のキーマン火付けの罪人・赤猫役でした。
死刑を恐れているのに、火種を渡された途端、顔を笑いで引きつらせながら嬉々として火を付ける放火魔を怪演してました。


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