finceの大脱走 鄭和のお話。

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鄭和のお話。

ちょっと前から、番宣が流れていた明の時代の宦官「鄭和」の特番を見た。

これが、中々に興味深くて面白かった。
番宣では再現ドラマの部分をチャン・カイコー監督がやっていると言ってたので結構期待していたのだが、特に見るべきものは無かった。
NHKが予算をケチったと見える。

雲南省で、アラビア系イスラム教徒として元代末期に生まれた鄭和。
「ハッジ」(メッカに巡礼した事のあるイスラム教徒)として尊敬される祖父と父に育てられ、平和な幼年時代をすごしていた。

やがて、漢民族の反乱により元が倒れると、明軍が雲南省の鄭和の村を襲い、父は殺されて鄭和は兵士に捕らわれてしまう。

鄭和は王侯貴族や将軍達への献上品として去勢されてしまう。

そして、鄭和は将軍の一人に仕えるようになり、過酷な訓練を生き延びた。

明の洪武帝が死去し、誰もが燕王こそ後継者と考えていた中、甥にあたる建武帝が即位する。
その後、燕王は反乱を起こして建武帝を放逐。
三代目として皇帝に即位する。

燕王の反乱において首都・南京の城を攻め落とす際に、城内の宦官を寝返らせ、犠牲を最小限に止めた鄭和の功が大いに認められ、三保太鑑に任ぜられる。

その後、燕王は万里の長城の修復、北京の紫禁城建設等の大事業を成し、海外への朝貢貿易を目指すようになった。

3年間に1600隻の船を建造し、大艦隊を編成した皇帝はイスラム教徒出身の鄭和に艦隊を任せる。

鄭和はその後、福建省で明の迫害により職を失ったアラビア系の船乗り達を説得して水先案内人として雇い、更に南下する。
鄭和の努力により、皇帝の勅令でイスラム教徒への迫害を禁ずる事に成功。航海が可能になるまでの間、土木工事などで自然災害を防止する。
この事により、鄭和を敬う住民は多い。

ベトナムで朝貢外交に成功。
国王に中国人の后を嫁がせる。
この地は大いに繁栄した。
17世紀の辺りまで続く事になる。

その後、インド洋への航海が目的だった鄭和は、マラッカが補給基地として最適であると判断。
当時小さな村しかなかった場所に外交用の贈答品や、食料の倉庫を作ると、そこへ人々が集まって市場ができた。
当時周辺の海域には中国系の大規模な海賊集団が存在したが、大砲等の最新鋭の装備を持つ鄭和の大船団の敵では無かった。

その後、現在のインドネシアにも基地を建設。
この地にも大きな足跡を残す。
現在でも鄭和は神様として祭られている。
1980年代末から1990年代に渡って、歴史的な不公平感に基づく華僑に対する排斥運動が起こる。(人口比4%の華僑が国の富の殆どを握っていた。残りの大半はイスラム教徒であった。)
その時期に鄭和の廟も門が取り壊されたが、華僑たちの努力により取り壊しを免れた。
今現在では鄭和来訪600年を記念した大々的な式典も行われた。
鄭和は敬虔なイスラム教徒だった事もあり、宗教・人種の違いを超えた尊敬を集めているそうである。

その後、インド洋を航海してセイロンに辿り着く。

だが、そこはヒンズー・イスラム・仏教を信奉する集団が三つ巴の戦いを繰り広げていた。
三派の融和を願った鄭和は三つの神を称える石碑を建てたのだが・・・。

セイロンの王は謁見に向かう鄭和と艦隊を分断し、殲滅しようとしたのだ。
敵の意図を悟った鄭和は、分断された2000の自部隊を率いて王宮を攻め落として王を人質として講和に成功する。
その後新たな王が即位し、朝貢外交が成立するも鄭和が寄港しなくなってから途絶えてしまった。
後に欧米の植民地政策により、部族の対立を利用されたセイロン(現在のスリランカ)は2000年代に入るまで内乱が続いていたそうだ。

そして本来の目的であるインドに到着。
当時のカルカッタは世界の富が集中する場所であった。
アラビア人達は王との親交により莫大な富を築き上げていた。
彼らと衝突しないようにインドを舞台にした世界貿易が始まった。
絹織物を商品として、胡椒や龍涎香を持ち帰った。
そしてここで鄭和はもう一つの出会いをする。
それはユダヤ人との邂逅であった・・・。


第一夜はこれでお終い。

当時の中国の造船技術の凄さ、旗艦である「宝船」の巨大さ。
鄭和自身の幼年期の不幸を乗り越え、軍人として大成し、宦官でありながら大航海と外交を任された才覚。
只、富と権力を求めた明代の悪の宦官とはかなり異なるようである。


続きは明日である。



ところでだ。

こちらは昨日の続き。
検索ワードである。
  笑傲江湖 2 20%
  fince ジルオール 2 20%
  くの一 おっぱい 1 10%
  将軍 呉天徳 1 10%
  崋山派 気功流 剣術流 1 10%
  西子捧心 1 10%
  風清揚 1 10%
  風清揚 エピソード 1

えーと、くのいちブームは本格的なようです。
おっぱい星人も虎視眈々とくのいちを狙っています。
呉将軍好きも出没。
西子捧心は越女剣の辺りだな。
総じて笑傲江湖からの検索が多いようである。

いや、さすがに、「くのいち おっぱい」で攻められるとは思ってなかったよ・・・。

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no title

検索者はウチのサルか?ウチのサルはオッパイ星人だ!(爆)

no title

“鄭和”という名前に覚えがあります。
田中芳樹の「中国武将列伝」という本に取り上げられていたかも。

no title

鄭和かあ~。興味津々ですわ。
もう宦官ネタには食いつきまっせー、って。
でも彼はなりたくてなったんじゃないのよね、かわいそう。

no title

>ウチのサルはオッパイ星人だ!
そうですか・・・。
きっと無いものねだり・・・。
あ、何でもありません。
>田中芳樹の「中国武将列伝」という本に取り上げられていたかも。
ほうそうですか。探してみませう。
>でも彼はなりたくてなったんじゃないのよね
そうでうすね。
漢民族の去勢の風習の犠牲者となった訳ですが・・・。
ですが、武勇に優れながら、武力に頼らずに外交を成し遂げた鄭和の行動には学ぶ部分が多いですなぁ。
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